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メール通信 バックナンバー 069 ('08/04/24)

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根子岳風力発電を考える連絡協議会 メール通信

   発 行 :事務局 第 069    発行日 : 2008/04/24

ご意見・要望・情報等をお待ちしています。

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☆ G/W 直前ですが、菅平では、真冬並みの寒さです。

さて、メール通信 第 069号をお届けいたします。文中のURLでリンク未承諾・未申請は、大文字に変換してます。全体を選択し、右クリック・メニュー検索、または検索窓に貼り付ける、または、小文字に再変換してから、アドレス欄にコピペし、アクセスしてください。

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意見・投稿歓迎。転送・転載OK。配信不要の方はご連絡下さい。

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☆第3次署名中です。 期間: 08年4月**日まで。(詳細は後報で) ある程度たまったら適時事務局へ送って下さい。

署名用紙は Site からダウンロードするか、事務局へ連絡下さい。

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※投稿や情報、お待ちしていまーーす。

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4/12シンポジウム「信州にふさわしい・・」報告(1)

150席用意した会場はほぼ満員の盛況でした。幅広い団体の参加で実行委員会をつくって企画した効果は大きいことを実感しました。
牛山先生は講演で、地域環境に合った自然エネルギーを「栽培」しようと説き、また、長野には大型風力発電は適していない、と力説されました。
あいにくの晴天で(?)、TVカメラは桜開花で多忙なのか、1台もいなかったのが残念(?)でした。下記は要旨ですが、生録DVDやテキストコピーあり ます。活用方法を考えて下さい。ご希望の方は事務局にご連絡下さい。

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牛山泉教授 基調講演

「エネルギー栽培型社会と 森と風と水のエネルギー」 (要旨)

 

(講師紹介:先生は日本の風力発電技術のパイオニアであり、風力発電普及の功労者です。)

私は長野市の生まれで、諏訪・松本で育ちました。長野県は私のふるさとです。今日の講演会のキッカケは、昨年夏に松本大学で講演した時に、私が長野県 の山の上に大型の風力発電をつくることを推薦しているのか、という質問でした。そんな推薦はしたことがないので、帰ってから、その会社IPPジャパンに問い合 わせたところ、勝手に名前を使って申し訳なかったと謝罪してきました。

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人類は最初、狩猟で食料を得ていたが、そのうち農耕栽培で食料を得るようになり、安定した暮らしが可能になった。これまでのエネルギーは狩猟型で、掘り 尽し環境汚染をもたらしてきた。これからはエネルギーも栽培型にするという発想が必要ではないか。これが自然エネルギーへの転換です。

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長野県に大きな風力発電ができて、山の好きな人、山で生活する人、また長野に自然と山を求める人のためになるのか。わずかなエネルギーを得るためにやる べきことではないと思う。基本的には風力発電はすすめるべきですが、それは海岸べりでやるべきものです。大きな装置を山に運び、道路を拡幅し、自然を こわしたらもう元には戻りません。

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これからの風力発電は環境共生型であることが重要です。ドイツやデンマークでは陸上はもう満杯です。陸上では景観と騒音が制約になる。「ここに陸終わり、 海始まる」といいますが、風車の世界も同様で、これからは洋上風力発電の時代です。

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詳細の講演内容は添付ファイルをみて下さい。

追記: 添付ファイルは「RTF形式」で、Windowsアクセサリのワードパッド で作成しました。もし、うまく開かないようでしたらご連絡ください。


08.04.12 シンポジウム「信州にふさわしい自然エネルギーは何か!」 牛山泉教授 基調講演「エネルギー栽培型社会と 森と風と水のエネルギー」 (要旨)添付ファイル内容

 

(講師紹介:先生は日本の風力発電技術のパイオニアであり、風力発電普及の功労者です。足利工業大学副学長、日本太陽エネルギー学会会長、日本風力エネルギー協会前会長・現理事、新エネルギー関係などの政府審議会委員など多数歴任。)

私は長野市の生まれで、諏訪・松本で育ちました。長野県は私のふるさとです。今日の講演会のキッカケは、昨年夏に松本大学で講演した時に、私が長野県の山の上に大型の風力発電をつくることを推薦しているのか、という質問でした。そんな推薦はしたことがないので、帰ってから、その会社IPPジャパンに問い合わせたところ、勝手に名前を使って申し訳なかったと謝罪してきました。

人類は最初、狩猟で食料を得ていたが、そのうち農耕栽培で食料を得るようになり、安定した暮らしが可能になった。これまでのエネルギーは狩猟型で、掘り尽し環境汚染をもたらしてきた。これからはエネルギーも栽培型にするという発想が必要ではないか。これが自然エネルギーへの転換です。

1-エネルギーと環境問題

世界の人口は爆発的に増加しており、それにともなう化石燃料の大量消費が今日の環境破壊を招いた。世界では食料不足で毎日5万人が餓死しているといわれる。CO2ガスの濃度も急激に増大した。エネルギー消費の半分は石油、その大半は中近東からの輸入。しかし、化石燃料の埋蔵量はあと数十年分。「いつまでもあると思うな親と石油」という現実になっている。

発電方式別CO2排出量を比較すると、火力発電に比べ自然エネルギーは各段に少ない。原子力発電のCO2排出は少なくみえるが、ウラン採鉱から廃棄物処理保管までを合計すれば、ずっと多くなるとレスター・ブラウンは指摘している。自然エネルギーは環境保全・安定供給・経済効果に貢献できるエネルギーです。

2-森のエネルギー

長野県の特徴のひとつは森です。世界の陸地面積の1/3は森林です。日本の森林面積率は2/3で世界一です。よく整備された森林は保水作用、土石流防止作用がある。豊富な木質バイオマスはエネルギー利用が期待されている。
私達の先祖が並々ならぬ努力で、植林をして森をつくり、水を得て水田をつくってきたおかげで今日の国土がある。住友家の家訓には「目前の利に走るべからず」とある。今の企業家も反省してほしい。森林を失えば、土を失い水を失う。森林を失った文明は滅びる。

3-風のエネルギー

世界の風力発電設備は9000万kWに達し、原発90基分にあたる。ドイツが世界一で、太陽光発電も世界一です。ドイツは2020年までに原発を停止する目標をたて、風力や太陽光に特に力をいれているからです。
日本の風力発電は合計約150万kWになった。北海道・東北・九州に多く、長野・山梨・栃木はごく少ない。海なし県は風なし県です。風力発電はほとんど海岸近くにある。障害物がなく風の強い場所があるからです。

長野県は自然エネルギーをやる場合も、自然をキチンと保護していくことが大切です。資本主義の論理は倫理観のある人がやればキチンとできるが、最近は倫理のない人が多い。長野県や地元の利益になるのか。利益はお金ではない。長い歴史からみてどうかを考えるべきです。


1992年リオの地球サミットで、12歳の少女セバン・スズキはこう発言して皆を感動させた。「どうやって直したらいいのかわからないものを、もうこれ以上(地球環境を)こわすのはやめて下さい。」資本主義の論理でこのまま進むと自然破壊になってしまう、それでは私たちの夢がなくなってしまう、というメッセージがリオ会議の方向を決めました。


長野県に大きな風力発電ができて、山の好きな人、山で生活する人、また長野に自然と山を求める人のためになるのか。わずかなエネルギーを得るためにやるべきことではないと思う。基本的には風力発電はすすめるべきですが、それは海岸べりでやるべきものです。大きな装置を山に運び、道路を拡幅し、自然をこわしたらもう元には戻りません。


これからの風力発電は環境共生型であることが重要です。ドイツやデンマークでは陸上はもう満杯です。陸上では景観と騒音が制約になる。「ここに陸終わり、海始まる」といいますが、風車の世界も同様で、これからは洋上風力発電の時代です。

4-水のエネルギー

水資源のうちで技術的・経済的に利用可能な水力を包蔵水力というが、日本はこれが非常に多い。その中でも長野県はベストスリーです。水系別でも長野は多い。これからはマイクロ水力方式が有望で、各地で実施例があります。

最後に

ハイブリッド発電システム

風と光はやや不安定ですが、ここにひとつ安定したもの追加すると全体として安定したものができる。これがトリプルハイブリッドです。長野では木質バイオマスや小水力を追加するといい。そこの地域に合ったもの選ぶのがいい。

栽培型エネルギー

人類は最初は狩猟で食料を得ていた。やがて農業で食料を栽培するようになった。化石燃料によるエネルギーはまだ狩猟型の段階といえる。再生可能な自然エネルギーに切り替えて、栽培型にしていくことによって、持続可能な、平和な社会が可能になる。これは我々の後世への義務です。長野県はそういう知性を持っているので、期待しています。(大きな拍手)


質問:

Q:日本野鳥の会の者ですが、山岳地での風力発電は今後どうなっていくか。

A:風力発電には景観とバードストライクの問題がある。その場所は安全か、環境アセスをキチンとやって、自然はキチンと保護していかなければいけない。そういう声をあげていくことが大事。地元のOKがあるか、自然は保護できているか。さもないと補助金も出ない。声を上げていくことが日本に適した風力発電をつくっていくことになる。基本的には長野の山の上では風力は止めた方がいい。これは野鳥以前の問題です。

Q:長野市の・・・ですが、原子力のCO2排出量はどれほどか。太陽光や風力、バッテリーの製造中のCO2発生量はどれほどか。

A:今、データは持っていないが、製造から廃棄までの全体のライフサイクル分析は大切で、新たな調査・研究も進行中です。


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「IPPジャパン、須坂市の風力計画を断念」ニュース

日経産業新聞4月16日付に「IPPジャパン、須坂市の風力計画を断念」と報道されました。この記事を見た方もいると思います。 突然のことで『ビックリ!?』でしたが、当のIPPジャパンはこの記事をあっさり否定し、事業の継続を表明しました。
では、この記事は何だったのか? もう少し様子をみる必要があります。何か情報を得た方はご連絡下さい。

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カレンダー 経過&予定

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* ご意見・要望・情報等をお待ちしています。

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根子岳風力発電を考える連絡協議会

 

事 務 局 〒386-2204 上田市菅平高原1278-2273 木村方    TEL/FAX : 0268-74-3022(変更しました)

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会費振込用 郵便振り替え口座 NO: 00580-4-45354  加入者名: 風力発電連絡協議会

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2008年04月28日(更新)