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調査塔の風況センサー(風向・風速計)の状況

写真/説明写  真説  明
A.風況センサー(風向・風速計)落下
今回落下したセンサー (プロペラ型風向風速計) 重量約1Kg
おわん型風速計 07年冬・08年冬に凍結や故障でデータ欠落

新聞報道(信毎09年3月11日)では、2月24日頃からデータ送信が停止した模様。
50m調査塔で3年目の風況調査を実施中ですが、3月上旬、風況センサー(風速風向計)がなくなっているのを登山者が発見しました。(写真 A)
数日後、塔の近くに落下して雪に突き刺さっているのを発見。(写真D)

冬の調査は受難の歴史:
07年冬 おわん型センサーが凍結してデータ欠ける。もう1年延長に。
08年冬 おわん型センサーをヒーターで保温しながら測定したが、今度は折れ曲がり故障。
08年冬 やむなく、「高価だが凍結に強いプロペラ型センサー」を追加取り付け。
09年冬 プロペラ型落下。
この事故の教訓と影響:
・標高1800mの冬山の気象がいかに過酷なことか、
・強力プロペラ型センサーにも「予想外」の事故が起こる、(事故はいつも「予想外」)
・データ3年分をもとに採算計画を7月までに決定するという工程はどうなるのか?

ご注意:
付近を通る時は、「落下物に注意」して登山してください(冗談じゃないですよ)

B.落下前の上部
落下前のセンサー            (プロペラ型風向風速計)           重量約1Kg           耐候(寒)型のはずが・・・
おわん型風速計            07年冬・08年冬に凍結や故障でデータ欠落

3段構成の”豪華な”風況センサー群 ただし、上段と下段の風杯(おわん)型は、破損・故障中で、データの収集は、2段目のプロペラ型センサーのみが稼働していた。
調査塔の位置は、避難小屋から米子不動コースへ分岐してまもなくの場所で、塔の高さも50m以上あって、結構目立つ。

C.落下前の全景
センサー落下前の全景 上から2段目に、プロペラ型風向風速計も設置されている 撮影:2008-09-07       

現場周辺(登山ルートの表ダボス・峰の原~子根子~根子岳の避難小屋近く)から、見上げる。

猛禽類などへの影響は? 
猛禽類(サシバなど)の渡りのコース、
イヌワシの営巣地の近く・狩り場 
で、
調査塔(高さ約50m)はもちろん、発電塔(100m超)は、大きな影響を与えると思われる。
D.落下したプロペラ型風向風速計
         
センサーについて プロペラ型風向風速計 重量約1Kg、アメリカ Young社製 CYG-5103 型、取り付けは、2007-3月
雪上に尾部を見せているセンサー ほぼ直下に落下し、雪面に突き刺さっている 撮影:2009-03 上旬            

センサーの落下による、二次的な災害が無くて良かった。もし、直下ににいて直撃されたら、想像するだけで、ゾットする。
データの送信が停止・・センサー落下による?(2月24日頃)、一般人による落下が確認されたのが、3月上旬、新聞発表が3月10日過ぎ。
落下時、直下にいたら惨事に・・・標高1800mの冬山の気象がいかに過酷なことか、
強力プロペラ型センサーにも「予想外」の事故が起こる、(事故はいつも「予想外」)
データ3年分をもとに採算計画を7月までに決定するという工程はどうなるのか?3月21日現在、約1ヶ月経過したが、この間、IPPジャパンは何をしたのか。

E.復活したプロペラ型風向風速計
         
風向風速計(故障) 高さ40m '06-09
センサーのなくなったアーム 上(黒色):'06-09 下(白色):'08-03 撮影:2009-04上旬 不要なアームは撤去したら?
新設されたセンサー・アーム センサーは落下したものと同型? 撮影:2009-04上旬 アームはシングル型で前回よりも長そう。

今日 3月29日、落下風速計は撤収され、新風速計が稼動していました。2月24風速データ送信停止、3月11信毎故障記事、3月24落下 風速計まだあり、そして38月29日取替え済み。IPPJはまだやる気です。
腕木は1回目(06年9月):黒色の長い2本(高さ50mと40m)、2回目(08年3月):白色の短いの(黒色のすぐ下)、3回目:亜鉛めっき風。だんだん電力会社の電柱みたいに賑やかになってきて、苦労の跡がうかがえます(笑)。不要物(故障した機器・アーム)は強風時や冬期は着氷雪で振動発生・風の抵抗が大きくなり、どんなものでしょう。(おっと、これはお節介でしたかな)。

更新:2009年05月01日